プログラミングを勉強し始めたばかりの頃は、「とにかく動けばいい」と思ってコードを書く人が多いものです。しかし、後から自分の書いたコードを読み返したときに、「これ、何を書いたんだっけ?」と感じた経験はありませんか?
実はコードの書き方は、「習慣」が大きく関わっているのです。最初に良いコーディング習慣を身につけておくことが、早い成長を助け、将来のスキルアップに直結します。
まず意識したいのは「名前の付け方」です。プログラムで変数や関数の名前を、「a」「b」「c」などにしてしまうと、後で読み返したときに意味が分かりません。例えば、「total_price」「sum」のように、見ただけで何を表しているのか伝わる名前にするだけで、コードの可読性が大きく上がります。
次に大切なのが「インデントとスペース」です。プログラムが正しく動いても、見た目が整っていないと自分が後で見返したとき理解しにくくなります。自分で理解しにくいということは、他人はもっと理解しにくくなります。Pythonならインデントの深さが構造を表すため特に重要です。綺麗にそろえるだけで、頭の中の整理にもつながるし、復習のやる気向上にもつながります。
また、コメントを書く習慣も早いうちからつけておくのが良いでしょう。「この処理はなぜ必要なのか」「どんな条件で動くのか」をメモしておくと、数日後に復習してもすぐに理解することができます。これは、コードの説明書のような役割を果たしてくれます。
最後に、こまめに保存・実行・確認をする癖を持つことが大切です。一度に大きな変更や記述をしてエラーが出ると、原因の特定が大変になります。少しずつ動作確認をしながら進めることで、無駄な時間を減らせて、効率よく学習することができます。
いいコードは、一朝一夕で書けるようになるものではありません。毎回の練習で「読みやすく」「整理された」コードを意識していくことが、成長の一歩です。動くことはもちろん、そこに「分かりやすさ」も加えてプログラムを書いていきましょう。


